瑕疵物件について学ぼう

瑕疵物件の家賃が低い期間はどのくらい?

瑕疵物件の家賃が低い期間はどのくらい? 瑕疵物件を借りる際のメリットは、家賃が相場よりもかなり下げられていることです。
憧れの町に住みたくても収入に見合わないからと諦めていた人が、瑕疵物件を借りることによって住めるようになるかもしれません。
ただし、ずっと安いわけではありませんので、低い期間をあらかじめ確認する必要があります。
期間に関しては決まりがあるわけではなく、貸主が自由に決められます。
一般的に多いのが更新のタイミングで通常通りの価格になるケースであり、それまでの期間限定で済む人も多いようです。
一度誰かが入居すればその後は告知の義務が無くなることから、更新のタイミングで値上げをして住んでいる人が契約を解除しても、その後は通常通りになるので大家さんから見るとマイナスにはなりません。
安さに惹かれて瑕疵物件に住み始めようとしている人は、その期間について口頭ではなく文書にしてもらうことが大切です。
口約束では後で条件が変更されても文句が言えません。

家賃が明らかに安価な物件などは心理的瑕疵物件の可能性が高い

家賃が明らかに安価な物件などは心理的瑕疵物件の可能性が高い 事故死や殺人があった物件に関しては、告知する必要な期間や相手などに関する明確な決まりはありませんが、賃貸借契約をするときには不動産会社から入居者に対して、その事実を知らせなければならないことが義務付けられています。
ですので心理的瑕疵物件は物件を案内する書類などを見れば、そのことが記載されている場合がほとんどです。
明らかに家賃が安価な物件は、前もって見抜くことが出来なくても、心理的瑕疵物件であれば知らせてもらうことが出来る可能性が高いため、それほど問題はありません。
心理的瑕疵物件は告知されるようになっていますが、その物件ではなく同じアパートやマンションの中の別の物件で事故死や殺人があったときには告知されない場合もあります。
ですので同じ建物の中に長い期間貸し出されていない物件があるアパートやマンションは、その部屋が心理的瑕疵物件である可能性が高いです。
貸し出さなければ事故死や殺人があったことを知らせる必要がないので、あえて募集をしていない方が得であるという考え方もあります。